三条市教育委員会と三条市中学校教育研究協議会は、5日午後1時半から三条市中央公民館で第57回三条市中学校音楽祭を開き、市内9中学校すべての代表クラスなど生徒289人が参加して、合唱を披露した。
旧三条市で毎年、開いていた音楽祭を合併後も引き継いでいるもので、三条地区7校と栄、下田地区の1校ずつの中学校計9校がそろい、クラス単位で各校から生徒30人前後が参加した。
音楽祭は、新潟大学教育学部音楽科学生による演奏でスタート。ソプラノ桑野彩さんとバリトン武藤正晃さん、ピアノ塩谷翔さんの3人が出演し、独唱や二重唱を披露した。
各中学校が順番にステージにあがり、クラスの紹介や練習の過程、曲紹介などを発表してから日ごろの練習の成果を披露した。続いて音楽科職員による合唱、全員合唱で締めくくった。
出演の各中学校は、文化祭などで合唱コンクールを行い、その優勝クラスが出演している。客席では、他行の生徒の歌に聴き入り、1曲ごとに大きな拍手を送っていた。