ギター、タップ、パーカッションという世界でも類をみない編成の「Conguero Tres Hoofers(CTH・コンゲイロトレスフーファーズ)」のライブが7日午後7時から三条ものづくり学校で行われ、50人ほどが来場してエモーショナルな演奏に聴き入った。
CTHのメンバーはEDWIN CMやNHK WORLDなどへの楽曲提供やプロデュースで活躍する最先端ギタリスト渥美幸裕、映画「座頭市」出演し、UNIQLO CMに楽曲提供するタップミュージシャンSARO、由紀さおり、JUJU、和田アキ子、真心ブラザーズまでをサポートするパーカッション西岡ヒデロー。
三条市でのライブは初めてで、三条ものづくり学校でも初めてエントランスホールを会場に行ったライブ。3階まで吹き抜けになったホール全体に音が広がり、全方位から音に包まれるような一体感が生まれた。
演奏はスパニッシュやラテンを連想させた。リズムのおもしろさにあふれ、パーカッシブなギタープレーやパーカッションに代えてトランペットを吹いたりとトリオながら多様なサウンドを披露した。
タップもプリミティブなダンスを演じるかのようにオリジナリティーにあふれ、独特の世界観で来場者をくぎ付けにした。アンコールでは三条市出身のラッパーSWAMP、今回のライブをプロデュースした三条市の女性シンガー吉川ナオミとも共演した。
翌8日は午後1時から三条小学校体育館で和太鼓の三小相承会と共演し、子どもたちとのワークショップを行う。だれでも参加できるので子どもたちの参加を呼びかている。また8日夜は新発田市・長徳寺でライブを行う。