越後吉田ライオンズクラブ(横山正憲会長)と燕ライオンズクラブ(本間俊明会長)は11日、燕市役所で平成27年度「Let's Try Eco」啓発ポスターの審査を行い、優秀賞45点とそのなかから最優秀賞5点を決めた。
ごみの減量、リサイクル、省エネ、環境破壊や汚染の防止など生活に身近でみんなで取り組める活動を啓発するポスターを子どもたちからつくってもらおうと、環境問題について学ぶ燕市内の小学校4年生を対象に2004年から毎年、開いている。ことしは市内15小学校から昨年より10.8%、74点少ない610点の応募があった。
11日の審査は、燕市美術協会洋画部部長の横山静江さんを審査委員長に、両ライオンズクラブ会員ら7人が審査員となって行い、学校ごとに応募作品を床にずらりと並べて受賞作品をしぼっていった。
作品のテーマは「ポイ捨て禁止」をはじめ水や電気の節約、リサイクルなどが多かった。ライオンズクラブ会員は「絵心がないからな〜」と首をひねりながらじっくり作品を見て優秀な作品を選び出していた。
受賞者は27日午後4時15分から市役所で表彰式を行って表彰したあと、受賞作品を市内3地区で巡回展示する。日程は11月30日から12月6日まで吉田産業会館、7日から11日まで燕庁舎、14日から20日まで分水公民館の順に展示する。