燕市燕地区の宮町商店街の中心にある戸隠神社を拠点とした市民活動「プロジェクト“市”」(山崎樹代表)は15日午後4辞意から7時まで戸隠神社そばの旧高橋書店跡地の空き地で「つばめ空き地フェス Spot1」を開く。
旧高橋書店の建物は今年度、燕市で初めて公費による空き家の解体工事が行われてさら地になった。土地と建物を買い取った燕市に跡地を借りて今回のイベントを開く。
スタッフが焼きそば、焼き鳥、フランクフルトなどを販売し、商店街の飲食店「美しい時間」がミネストローネやクラムチャウダー、「ロンドン」がナポリタンやカレーライスを販売、「まん咲」が酒類やこんにゃくを販売し、菓子店「飴屋本舗」は栗おこわやシュークリームを販売する。
ほかにも以前のイベントで作った地元にちなんだものをデザインしたスタンプを押してオリジナルトートバッグやハンカチ、Tシャツなどに仕上げるワークショップを行い、参加したい人はスタンプを押したいものを持参してもいいし、会場でバッグも販売する。プロジェクターで地域の歴史を撮影したビデオの上映も行う。
おととし9月、間もなく撤去されるオーバーアーケードに感謝しよう商店街がオーバーアーケードの下で「感謝のビアガーデン祭り」を開き、それにあわせて市民有志がイベントを企画し、大勢の市民でにぎわった。
プロジェクト“市”のメンバーから当時のようなイベントを開きたいという声があり、今なら商店街を歩行者天国にしなくても使える旧高橋書店の空き地を会場にすることに。町内行事の延長くらいの小規模なイメージで内容を計画した。今回はタイトルに「Spot1」と加え、今後も戸隠神社周辺で場所を変えてイベントを開いていけたらと考えている。