三条市南五百川、八木ヶ鼻温泉「いい湯らてい」は20、21の2日間、入館者を対象にバスツアー「しただ郷のいしぶみと史跡を巡るバスツアー」を行い、県内有数の双体導祖神や石碑などが残る下田郷を案内する。
バスツアーは、下田郷土史研究会の橘耕司会長の案内でめぐる。20日は大谷地編、21日は北五百川編で、いずれも午後1時から1時間半のツアー。同施設に入館後、マイクロバスに乗って出発する。
20日の大谷地編は、山神社、道標、石仏群、尼寺跡、庚申(こうしん)塔、21日の北五百川編は、松?石、八木神社、庚申塔、庚申像、山神社を回る。
同施設の入館者が対象で、ツアーの参加費は無料。定員に達しなければ当日も受け付けるが、確実に参加したい人は、事前の申し込みを受け付けている。
また、同ツアーにあわせて、館内では写真パネル展を実施しており、今回のバスツアーでは案内できないいしぶみなどを写真パネル13枚で展示している。
「いい湯らてい」では、同施設では、下田地域の魅力を来館者に楽しんでもらおうと、2008年から棚田の見学や大谷地和紙の製造見学、紅葉や白鳥見学など季節にあわせた取り組みを行っている。今回の「いしぶみと史跡を巡るバスツアー」は初めての開催。問い合わせや申し込みは、「いい湯らてい」(電話:0256-41-3011)へ。