燕市内の研磨業者でつくる親ぼく会「燕磨の会」(山崎正明会長)は15日、燕市仲町の「つばめの茶の間仲町」で第4回「職人たちの休日」を開いて会員の趣味や自慢の逸品を展示、発表した。
会員は18人で3年前から毎年「職員たちの休日」を開いている。今回も旅行写真、ロードバイク、ニット、キク、ドライフラワー、組みひもなど会員やその家族が展示した。ロードバイクはローラー台を置いてその場で試乗体験できるようにした。マンネリ化していることもあり、今回は会員によるカラオケ大会のようすを撮影したビデオの上映も行った。
会員の交流を図るのがいちばんのねらいで、会場は談笑する会員でにぎやかに。それに来場した知り合いが加わってさらに話の輪が広がっていた。
中学を卒業して以来、ずっと研磨業を続ける鏡歳男さん(76)=佐渡=は、趣味で中ノ口川で捕っているカワガニ100匹以上を用意して来場者にプレゼントした。会長の山崎正明さん(58)=大曲=は、研磨業に就いて40年。この展示について「父ちゃん連中だけでなく、奥さんも混ざっているのがいい。そんな家族ぐるみの組織づくりを続けていきたい」と話している。