県内のハンドメイド作家や雑貨店などが出店し、手作りの小物や雑貨などを販売する女性に人気のイベント「カントリー&クラフトフェスタ VOL.16」が、29日午前10時半から三条商工会議所で開かれる。
4月と12月ころの年2回開き、今回で16回目。三条、燕、新潟、長岡をはじめ県内各地のハンドメイドにこだわる個人や店舗など選りすぐりの50店が出店する。これまで同様、会場のスペースで今回もいっぱいいっぱいの出店だが、入れ替わりや初出店もある。
回を重ねるごとに来場者や出店希望者が増え、新作や前回よりもパワーアップした作品をという意識で準備をする出店者が多い。作品のレベルも上がり、ここにしか出店しないという個人の作品も並ぶ。
販売品目は、布小物、雑貨、カントリー木工小物、テディベア、消しゴムはんこ、トールペイント、アクセサリー、リース、子ども服、ベビー小物、ミニュチュア小物、粘土小物、革小物、羊毛フェルト、あみぐるみなど。この季節はクリスマス関連や正月用の小物も並ぶようだ。
販売のほかにも、入場時のアンケートに答えた先着50人に出店者提供のプレゼントを用意している。午後1時から会場内でワークショップを開催する。
また、恒例の会場内の無料カフェコーナーとパン販売のほか、駐車場ではキッチンカーなど飲食6店が出店し、ケーキ、たこ焼き、カレー、コーヒーなどを販売する。
同イベントは、地元三条市で大きな手作り品のイベントがなかったことから2008年に初めて開き9年目。主催の三条市鹿峠、トールペイント家具製造「カントリーブルー」経営の山崎俊子さんは、今回、9年目で16回を数えることができることに、来場者や出店者、関係者に感謝し、来年の10年につながるよう、さらに楽しんでもらえればと大勢の来場を呼びかけている。