ケンオー・ドットコムで「サシエッセー」を不定期連載している三条市在住のイラストレーター、また〜りさんが2016年版の卓上カレンダーを作成した。
A5判サイズで1カ月1枚のカレンダーで、パソコンでプリントアウトして手作りした。1月なら初夢、3月はひな祭り、6月は梅雨、9月は月見、11月は七五三と時季にあわせたテーマでおなじみのきもかわいいイラストを描いた。
それに余計なつぶやきを書き加えた。「恵方巻は落ち着いて食べましょう」、「マスクを着けるときは鼻を隠さないと効果が半減するよ」、「焼き芋は掘るところから始めたい」といった具合に脱力系だ。来年はさる年なので表紙はサルのイラストで飾った。税込み1,000円。
あわせてサルとバナナがぶら下がった、「厄よけサル」のストラップも作成した。これも紙粘土で手作りしたもので、税込み500円。
以前からハンドメイドのオンラインショップ「みんね」で、紙粘土で作った小物などを販売している。サイトで卓上カレンダーの特集があったときに、また〜りさんのファンから、カレンダーを作ったら絶対にかわいいと言われ、イラストを描く作業を含めて1週間くらいで一気に100個を作成した。
30アイテムほどの小物を作成しているが、実店舗ではいずれも長岡市栃尾にある「とちパル」、「まめ工房 ぽっぽ」、「トチオノバル」の3店で扱っている。6月に「とちパル」で開かれたイベント「クラフトピクニック」に出店、栃尾名物の油揚げにちなんで紙粘土で納豆を詰めた油揚げの小物などを作成したところ好評で、7月から栃尾の店舗で扱ってもらえるようになった。
来年1月から三条市・一ノ木戸商店街の「みんくる」でも委託販売を行うので、三条市内でも卓上カレンダーが手に入るようになる。また〜りさんは「最初にしてはなかなかのでき。日常に笑いがほしい人に買ってほしいし、いろんな発見をしてほしい」と、とぼけた話をしている。