市民から食生活を振り返り健康への意識を高めてもらおうと、三条市と食と農の連携協議会「三条まんま塾」は5日午後2時から三条市総合福祉センターで「しみん食育と農業のつどい」を開き、東北大学加齢医学研究所の学習療法や脳トレで知られる川島隆太教授を講師に「みんなでおいしい朝ごはん!〜学力アップのカギ?〜」のテーマで講演を聴いてもらう。
川島教授は千葉県出身の脳医学者。「脳を鍛える大人の計算ドリル」と「脳を鍛える大人の音読ドリル」シリーズの著書として広く知られ、2004年以降の「脳トレブーム」のきっかけをつくった火付け役でもある。
毎年開いている講演会で、ことしは主に子育て世代を対象に、早寝、早起き、朝ごはんの大切さを伝える。子どものころの朝食週間が学力や将来の心の健康度に与える影響など、数多くの研究データをもとにわかりやすく話す。
入場無料、定員300人。要約筆記、保育ルームを用意する。申し込みや問い合わせは「三条まんま塾」事務局の三条市福祉保健部健康づくり課食育推進室内(電話:0256-34-5511・内線242)へ。