燕市は、市内で製造された金属製の酒器で乾杯する「金属酒器乾杯運動」を普及しようと、燕製金属酒器購入支援補助金をスタートするとともに、運動を盛り上げるFacebookページも開設した。
補助金は地方創生に伴う国の交付金を活用し、今年度中に飲食店などが燕製の金属酒器を購入する費用の2分の1を1店舗上限15万円まで補助する。ただし、1店舗の購入数は10個以上とする。
補助対象の金属酒器は、成型、組み立て、表面処理のいずれかの工程が燕市内で行われた金属製のぐいのみやカップ。補助対象は市内の店舗で事業を営んでいること、あるいは市外の店舗で事業を営んでいて燕商工会議所、吉田商工会、分水商工会のいずれかの会員であること。補助金を受けるには購入前の事前申請が必要で、申請は1回だけ。
また、金属酒器乾杯運動の推進協力店を紹介するホームページを来年1月末に開設し、店舗で燕製の金属酒器を使う飲食店や金属酒器のマイカップを使える店を紹介する。それに先だってFacebookページ「燕製金属酒器乾杯運動」を11月30日に開設した。
補助事業の予算は700万円で、50店舗の利用が目標。申請やそれに関する問い合わせは市商工観光部商工振興課(電話:0256-77-8231)へ。