燕市・吉田北地区まちづくり協議会(浜田勝人会長)が昨年夏に本格デビューさせたご当地ヒーロー「方言戦隊メテオレンジャー」がクリスマスを前に23日、希望のあった家を訪問して子どもたちにメッセージカードをプレゼントする。
メテオレンジャーは5人編成。1837年(天保8)に吉田北地区の富永地内に落下した国内で3番目に大きい米納津隕石にちなみ、流星の意味の“メテオ”にかけて誕生した。23日は午後7時半から5人全員で訪問を申し込んだ家を順に回り、子どもにメッセージカードを手渡す。
同協議会では吉田北友会とともに毎年、クリスマスイブの24日に希望した家を対象にサンタクロースが訪問してプレゼントを贈る事業を行っているが、地域住民からメテオレンジャーからも訪問してほしいという声があったことから、それとは別に初めて行うことにした。
吉田北地区の2009年4月2日以降に生まれた子どものいる家で、10日までに6件の申し込みがあった。10日に申し込んだ石村智江さん(34)は5歳の長女と2歳の長女があり、「男の子は手裏剣戦隊ニンニンジャーが大好き。ヒーローはめったに見られないから、来てくれたら喜んでくれると思う」と、子どもの笑顔を想像して当日を楽しみにしている。
訪問は無料。訪問してほしい人は14日までに申し込む。申し込みや問い合わせは吉田北体育文化センター(電話:0256-92-6500)。