三条署(桜井秀昭署長)は14日夜、恒例の年末特別警戒を行い、管内3カ所で交通検問を設置するとともに、本寺小路周辺でパトロールと飲酒運転防止などを呼びかけた。
午後7時から三条署で出発式を開き、桜井署長をはじめ52人の警察官と国定勇人三条市長、斉藤弘文三条商工会議所会頭など来賓6人が出席した。
桜井署長が訓示を述べた。1年を振り返ると事件、事故数とも減少しているが、特殊詐欺被害は多く、いろいろな事件事故があった。師走はコンビニや金融機関を対象とした強盗事件や大きな事件が懸念される。大きな事件、事故なく、新しい年を迎えようと特別警戒を行うとして、「われわれ警察が皆さんの安全安心を守っているんだとお伝えできれば」、また、「これからの警戒にあたり、緊張感と熱意をもって活動していただいて、所期の目的が達成できるように」と求めた。
検問は、三条、栄、下田の各地区1カ所の計3カ所に設置。三条地区は、三条市役所前に設置し、市役所前を第二産業道路方向に向かう車を止め、ドライバーに免許証の提示を求めながら、「飲酒運転をしないようにお願いします」など安全運転を呼びかけた。
桜井署長と国定市長など来賓は、検問中の警察官を激励したあと、本寺小路周辺のスナックやかっぽうなど5店を回り、ちらしを配布して飲酒運転防止などへの協力を呼びかけた。18日には県下一斉の特別警戒が予定されている。