燕三条地場産業振興センター(理事長・鈴木力燕市長)は、24日午後3時から同センター・リサーチコアで今年度、燕三条地区からグッドデザイン賞を受賞した6社の13件のプレゼンテーションとグッドデザイン賞審査副委員長の柴田文江さんを講師に特別講演を行う。
毎年行っている事業で、グッドデザイン賞を主催する公益財団法人日本デザイン振興会事業部の秋元淳課長があいさつを行ってから今年度、グッドデザイン賞を受賞した燕三条地域のスノーピーク、オークス、兼古製作所、コロナ、ツインバード工業、マルト長谷川工作所の6社が受賞賞品をプレゼンテーションする。
表彰式を行ってから特別講演に移る。講師の柴田さんはプロダクトデザイナーで武蔵野美術大学教授。同大学工芸工業デザイン学科を卒業、東芝をへてDesign Studio Sを設立、エレクトロニクス商品から日曜雑貨、医療機器、ホテルのトータルディレクションまで、インダストリアルを中心に幅広い領域で活躍。毎日デザイン賞、グッドデザイン金賞など数多くの賞を受けている。
多くの人々の日常を支えるマスプロダクトから、各地に伝承される技術を今日の生活シーンにいかした製品、新しいホスピタリティーの宿泊環境に至るまで、さまざまなジャンルの企業との間で数多くのデザインプロジェクトを手がける柴田さんから、暮らしの質を高め、社会の適正な進化をもたらすデザインの意義をテーマに聴く。
参加は無料。参加申し込みは22日までに同センター燕三条ブランド推進室(電話:0256-32-5806)へ申し込む。