15日の三条は10月下旬から11月上旬並みの17.0度まで気温が上がる小春日和だった。
明け方の最低気温は4.1度と冷え込んだが、日中は晴れて風もなく、午後2時19分に最高の17.0度を記録。11月23日の17.2度以来の暖かい陽気だった。
穏やかな晴れ間が一日中続き、三条市森町地内の「ハクチョウの郷公苑」では、100羽を軽く超えるハクチョウが夕陽を浴びながら五十嵐川の川面に浮かび、羽を休めていた。
12月半ばとなっても雪のない河川敷には、6、7人のアマチュアカメラマンがカメラを構えていた。栃尾や長岡から訪れたという年配の人たちは、「着水する瞬間を撮りたいと思って来た」と言う人や「夕陽が羽から透ける様子を撮影した」と、それぞれのイメージでハクチョウにレンズを向けていた。
「貴重な晴れ間だったので、三条まで足をのばした」と話していたが、天気予報は下り坂で雪マークがようやく登場。本格的な冬の到来は近い。