旧吉田町の「手紙のタイムカプセル」事業が終わって余剰金など8万円を燕市子ども夢基金に寄付 (2015.12.16)

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燕市・旧吉田町まちづくり実行委員会は、「手紙のタイムカプセル」事業が完了したことから、いわば会計を清算した余剰金8万円を16日、燕市の子どもたちの育成を目的とする燕市子ども夢基金に寄付した。

左から「ぎょうじ見直し隊」の小越さん、高柳さん、八子さん、富所さん、鈴木市長
左から「ぎょうじ見直し隊」の小越さん、高柳さん、八子さん、富所さん、鈴木市長

燕市に合併前の旧吉田町は、住民参加のまちづくりを推進しようと、2003年に吉田町まちづくり実行委員会をつくり、活動した3つのチームのうちのひとう「ぎょうじ見直し隊」は、町合併50周年記念事業のひとつで「手紙のタイムカプセル」に取り組んだ。

10年後の自分にあてた手紙を10年後に届けるという事業。昨年がその10年後にあたり、申し込みのあった701通を10年ぶりに本人に発送した。郵便料金の値上げも見込んで当時、1通200円で募集したため、4万6,180円の余剰金が出た。

さらに毎年、タイムカプセルの確認を兼ねて懇親会を開いたときの祝儀の余りにさらにメンバーが善意を差し出した3万3,820円を加え、ちょうど8万円に寄付した。

16日は午前11時に「ぎょうじ見直し隊」から代表の富所寧さん(58)をはじめ八子勇さん(82)、高柳京子さん(62)、小越ゆみ子さん(66)の4人が訪れ、富所さんから鈴木市長にのし袋に包んだ8万円を手渡し、有効に使われるよう願った。



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