11月21日から23日まで沖縄県浦添市で開かれた第3回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会に燕市選抜として出場、3位になった吉田ジュニアクラブ(安川良晴代表)が16日、鈴木力燕市長を表敬訪問した。
東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会は、スワローズとコラボレーション事業を進める燕市、スワローズのキャンプ地の浦添市、愛媛県松山市、宮崎県西都市の4都市の少年野球チームが参加する少年野球大会。吉田ジュニアクラブは、燕市内9チームが出場して7月に開かれた燕市予選会で優勝し、2年ぶり2回目の本大会出場を果たした。
本大会は4チームのトーナメントで、初戦で松山市選抜に1-6で敗れ、3位決定戦で西都市選抜に3-1で勝って3位になった。
16日の表敬訪問は、6年生10人、5年生3人の13人のレギュラー選手をはじめ監督、コーチ、保護者が市長室を訪れた。
試合は鈴木市長も現地を訪れて観戦した。遠征は厳しい日程で初戦の試合開始直前に会場に到着し、試合前の練習もままならなかった。鈴木市長は「こんな実力じゃないと歯がゆい思いをしながらプレーしたのでは」と同情し、「3位決定戦は見違えるようないい試合だった」と高く評価し、「一生懸命に頑張った結果のなので胸を張ってください」とほめた。
選手は「沖縄の暑さのなかで試合ができた」、「いいプレーができた」、「外国人と交流できた」などと振り返り、「松山市の投手の球が速かった」、「ヒットが打てなかった」、「緊張して全然ストライクが入らなかった」と敗因の分析や悔しさも話した。
ほとんどの選手が将来、プロ野球選手を目指しており、鈴木市長は「君たちがプロ野球の選手になるのを期待しています」とこれからの活躍を願った。