20日午後、三条市八幡町で火災があり、住宅1棟が全焼した。
午後1時ころ鈴木修己さん(62)方で火事があり、鈴木さんは午後1時6分に110番通報した。木造一部2階建てのかわらぶき住宅を全焼し、2時21分に火は消えた。鈴木さんはひとり暮らしで頭などをやけどし、気道熱傷の疑いで新潟市内の病院に運ばれた。
火事があったのは八幡宮近くの鈴木さん方で、詳細は調査中だが、火元の住宅1棟がほぼ全焼し、家人の男性1人が顔などに軽いけがをした。
火災発生当初、鈴木さんは警察官に対して昼に1階の台所で煮物をし、できた煮物を2階に持って上がって食べていたところ、鍋をコンロにかけたままに忘れたらしく1階から煙が上がってきて110番通報したと話して、三条署では出火原因を捜査中。
現場は八幡宮そばで、八幡宮側から牧野菓子店の小路より1本南側の車1台がやっと通れるくらいの小路を入ったところ。住宅の裏手は徳誓寺の墓地で隣りとは空間が広かったこともあって延焼を免れた。