燕三条Wingの5周年祭でマルナオのマイ八角箸づくりに熱中 (2015.12.21)

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燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」が19、20の2日間、同センターで行った5周年祭の2日目20日は、19日の2つのワークショップに加えてマイ八角箸(はし)づくりとバルーンアート実演会を行い、にぎわった。

「燕三条Wing」5周年祭のマイ八角箸づくり
「燕三条Wing」5周年祭のマイ八角箸づくり

マイ八角箸(はし)づくりを担当したのは、株式会社マルナオ(三代目福田隆宏・三条市矢田)。黒檀や紫檀を素材にした高品質なはしを製造している。「燕三条 工場の祭典」など同社内ではしづくりのワークショップを行ったことはあるが、外では初めて。この日のために工作物を固定したり、ガイドにしたりする治具を作り、小型かんなを使って工作しやすい柔らかいホオノキでチャレンジしてもらった。

3回に分けて1回定員4人で参加者を募集したところ、すぐに定員に達する人気だったため、各回6人に定員を増やした。角材を治具に置いてはしの先端が細くなるようにかんなで削ったら、さらに角を削って八角形に。最後にサンドペーパーで磨いたら完成で、さらにそれを同社の上等なパッケージに納めると満足感は想像以上だ。

かんなで削ってだんだんとはしの形に
かんなで削ってだんだんとはしの形に

姉妹で参加したそれぞれ新潟市と長岡市に住む20歳代の女性は新潟市のイタリアンレストラン「燕三条イタリアン Bit」を良く利用し、同店で使われているマルナオのはしに「あまりにもきれい」と思っていたところ、Bitのフェイスブックページで今回のワークショップを知り、参加した。

両親が歯科技工士で、やはり歯科技工士となった姉は「もっと精度の高いはしが作ってみたいと思ったし、時間があればもっと完璧に仕上げたかった」と、ふだんの仕事とは違うものづくりの魅力に目を輝かせた。妹は「かんなをつかうのは小学校以来で、またやってみたい」と話した。

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