燕市杣木、ローソン燕杣木店(長岡修作オーナー)は22日、ことしも燕市横田、障害者支援施設「つばくろの里」と就労継続支援B型「夢工場つばめ」に合わせて38個のクリスマスケーキをプレゼントした。
午前10時に長岡オーナーが施設を訪れ、クリスマスツリーを飾った食堂で利用者代表4人に化粧箱に入ったクリスマス向けのホールケーキを手渡した。
寄付したクリスマスケーキは、イチゴがのった直径約12センチの4号のイチゴの生クリームのケーキで、約6万円相当になる。両施設の利用者と職員合わせて144人分で、「つばくろの里」はこの日の昼食に、「夢工場つばめ」は午後のおやつの時間に味わう。
同店がクリスマスケーキの寄付を始めてことしで12年目。2月の「節分」にあわせて恵方巻も寄付している。利用者は12月の初めから施設内にクリスマスツリーをはじめクリスマスの飾り付けを行っており、あとはクリスマスケーキを待つばかりで、「きのうから、あしたはケーキがあるからとふだん以上に仕事を頑張っている」と職員は話した。
何日も前から利用者はケーキの話で持ちきりで長岡オーナーは「皆さんのご要望に応えて寄付させてもらっている。これからも続けていきたい」。両施設を設置する社会福祉法人つばめ福祉会(燕市大曲)の吉田賢一理事長は「つばくろの里」の園長を務めたこともあって「利用者は何日も前からケーキ、ケーキと言って楽しみにしている」と毎年の寄付に感謝した。