中学校部活動のキャプテンやリーダーとしての資質向上を図ろうと燕市は23日から25日までの3日間、昨年に続いて燕キャプテンミーティングを行なっており、市内中学校の部活動のキャプテンを中心に3日間で延べ172人が参加する。
毎日ひとりずつ市内中学校部活動で活躍した先輩や社会人チームの監督を講師に行うもので、3日間とも午後1時15分から4時15分まで行っている。参加者は希望した市内中学校の1、2年生で、ほとんどが部活動の部長や副部長。3日間で延べ172人で、初めて行った昨年の96人を大幅に上回っている。
初日23日は52人が参加し、開講式を行った。上原洋一教育長は、先に引退を表明したサッカー女子日本代の表澤穂希さんの「なにかにぶつかるときは、なにかを越えなければいけないときだと思います。それは、自分が成長するために絶対に必要なことですし、チャンスでもあります」と「夢は見るものではなく叶えるもの」の2つの名言を紹介し、燕キャプテンミーティングの成果に期待した。
参加者を代表して燕中学校女子水泳部キャプテンの2年生伊藤李咲さんは、「水泳は個人種目だと思われがちだが、練習ではチームの力が大切になってくる」、「このキャプテンミーティングで何かヒントを得たり、たくさんのことを学び、今後のチームワークづくりに役立てる」と決意の言葉としてを述べた。
初日は三条信用金庫新潟支店に勤務する伊藤圭祐さん(24)が「キャプテン経験の立場から」のテーマで講演した。。吉田中学校野球部の主将として2006年に全日本少年軟式野球大会全国大会と全国中学校軟式野球大会の2つの全国大会で3位に輝いた。伊藤さんは野球を始めたきっかけ中学校野球部の当時のことを話すとともに、参加者の質問にも答えた。
24日はミズノトラッククラブの中村哲郎監督、25日はミズノスポーツサービス(株)のインストラクターが講師を務める。