分水商工会青年部(大倉龍司部長)はクリスマスイブより1日早い23日、特別養護老人ホーム「分水いちごの実」(我妻宏樹施設長・燕市五千石)を訪れ、サンタクロースのふん装で入居者にプレゼントを手渡した。
青年部はサンタクロース事業として分水地区の希望する家族から事前に子どもへのプレゼントを受け取り、クリスマスイブに各家庭に届ける事業を行っている。昨年1月にオープンした「分水いちごの実」からも入居者を対象に同じような事業をとの依頼があり、昨年から行っている。
この日は大倉部長をはじめ青年部の部員3人で「分水いちごの実」を訪問。それぞれ青年部が持っているサンタクロースの衣装を着て、職員が入居者にあわせて選んで袋に入れた靴下、ひざ掛け、洗顔用ネット、塗り絵、きんちゃく袋などのプレゼントを28人の入居者一人ひとりに手渡した。
入居者が子どものころはサンタクロースにあまりなじみのない世代だったが、入居者はにっこりしてプレゼントを受け取り、「ありがとうございます」と頭を下げる人も。車いすに乗った人やベットで寝ている人にも直接、手渡した。
職員は「入居者は外部と接触することがほとんどないので、喜んでいる」とサンタクロースの出張サービスに感謝していた。