鈴木力燕市長は、官公庁仕事納めの28日午後4時半から市役所つばめホールで集まった約80人の職員を前に年末の訓示を行った。
鈴木市長は、ことしは地方創生元年で燕市は合併10周年の年だったと振り返った。地方創生では、燕市出身で首都圏に住む若者のUターンをうながす「東京つばめいと」、女性が輝くプロジェクトなど新しい事業に取り組んでいいスタートを切った。
ふるさと納税は県内一の実績となり、「燕市にいいイメージをもち、燕市を応援したいという人の輪が広がっている」、「いろんな事業が実を結びつつある、そんな年だった」と目に見えた成果を喜んだ。
来年3月に合併10周年記念式典を行うが、10周年とは別に福祉、教育の充実で新しい事業に取り組んだ。妊娠、出産、子育て、切れ目のない相談体制を構築し、とりわけ療育支援は窓口をできるだけ一本化し、相談体制を強化し、消費者行政の窓口も整備。それぞれが新規事業に取り組み、「所期の目的を達成しつつある」、「皆さんの努力によりいい施策が推進できている」と評価した。
窓口対応に関するアンケートの結果は相当高い満足度となっており、地域ブランド総合研究所の調査でも総合的な燕市の魅力度が上がった。「確実に皆さま方の努力がいろんな形で成果が出ている」、「あらためて皆さまがたの努力に感謝する」と感謝の言葉を繰り返した。
来年は「策定中の第2次燕市総合計画に基づき、輝いているまち燕市の実現に取り組んでまいりたい」と協力を求め、来年1月4日には「再び皆さんと元気な顔で再会できることを願いつつ、この年末年始、皆さんがゆっくりとリフレシュできることを祈念する」と訓示を締めくくった。