NPO法人新潟NPO協会は1月25日午後2時から新潟市・新潟ユニゾンプラザで中小企業庁の「地域課題解決ビジネス普及事業全国シンポジウム」として「地域イノベーションの創出ービジネスで地域課題を解決するー」を開く。
基調講演、取り組み紹介&パネルディスカッションを行う。基調講演は早稲田大学商学学術商学部の谷本寛治教授が「地域イノベーションの創出〜ビジネスで地域課題を解決する〜」をテーマに講演する。
谷本教授は、一橋大学大学院商学研究科教授などを経て2012年から現職。経済産業省「ソーシャル・ビジネス研究会」座長(07年度)、11年から学会「企業と社会フォーラム」(JFBS)会長。専門は企業と社会、CSR、ソーシャル・ビジネス、ソーシャル・イノベーション。主な著書に、『ソーシャル・イノベーションの創出と普及』(NTT出版)、『ソーシャル・ビジネス・ケース』(中央経済社)などがある。
取り組み紹介&パネルディスカッションでは、沼垂ビール株式会社代表取締役の高野善松さんが「まちおこしとしてのクラフトビール『発酵の町 沼垂ビール』がめざすもの」、 NPO法人十日町市地域おこし実行委員会理事・事務局長の多田朋孔さんが「限界集落脱出『未来を見据えた地域おこし』」、株式会社鈴木コーヒー代表取締役社長の佐藤俊輔さんが「地域の潜在する可能性を最大限に活かす『地域ビジネス』の取り組み」をそれぞれテーマに取り組みを紹介したあと、3人をパネリストにパネルディスカッションを行い、5時に終わる。
中小企業庁が全国10カ所で開く「地域課題解決ビジネス普及事業全国シンポジウム」のひとつ。内容は開催地によって異なり、新潟NPO協会では企業寄りに企画した。参加は無料、参加したい人は新潟NPO協会へウェブフォームやメールで申し込む。問い合わせは同協会(電話:025-280-8750)へ。