初詣で裕に20万人を超す県内一の参拝客を集める弥彦神社は30日、新年を迎える準備が進み、早くも帰省客や観光客の参拝が増え始めた。
弥彦神社の入り口となる一の鳥居前には、すでに高さ3メートルはある大きな門松を構え、1日午前0時から行う歳旦祭を告げる駒札が立つ。
たきあげ場所の付近などには古神札収納所が設置され、拝殿前には両側にプレハブの臨時の御神札授与所も設置され、神職は授与品を運んだり、紅白幕を張ったりと忙しかった。
時々、小雨が降るあいにくの天気で、寺泊の正午の気温は2.9度と冷え込んだが、休日を上回る人出でにぎわっていた。
正月3が日は毎日午前10時から午後3時まで周辺で初詣に伴って車両通行止めや一方通行の臨時交通規制が行われる。また、越後線や弥彦線では大みそかの31日から臨時の初詣列車が運行される。