大みそかの31日朝、二・七の定期市の会場の三条市・JR北三条駅西側の中央市場で恒例の歳末臨時市が開かれ、みぞれや冷たい雨の降るなか年末年始の刺身や花などを買い求める市民が訪れた。
午前7時前からタコやブリ、塩引きなどの鮮魚、花、マツ飾り、しめ縄、もち、塩もの、豆腐など年越しや正月用の食材などを販売する13の店が並んだ。
買物客が訪れ始めた三条の午前7時の気温は0.5度。積雪はないが、みぞれまじりの小雨が降るあいにくの天気のなか、買物客は傘を差して寒さと気ぜわしさで買い物を急ぎ9時ころにはもう客足がまばらになった。
ふだんの開催日の27日や四日町市場で前日30日に開いた定期市はにぎわったのと比べるとずっと客は少なかったと言う。それでも目当ての品物を買い求める客が訪れており、鮮魚の店では完売。買物をすませた客は、年越しの準備をと足早に帰っていった。翌2016年の初市は、1月7日。四日町市場は10日。