合併10周年の三条市元旦マラソンは5年連続で史上最多の1,797人参加で新年の三条を駆ける (2016.1.1)

三条市と三条市体育協会は1日、合併10周年記念「三条市元旦マラソン大会」を開いた。5年連続で参加者数の最多記録を更新し、ことしも昨年を286人も上回る北は岩手から南は兵庫まで1,797人が参加し、積雪のない元旦の三条を駆け抜けた。

予報では雪が心配されたが積雪はなく、青空が広がることもある穏やかな元旦だった。事前に申し込んだ1,334人と昨年より150人ほど多いオープン参加の463人の計1,797人にのぼる史上最大の元旦マラソンとなった。

昭和48年の旧三条市時代から通算45回目の大会で、市町村合併で新三条市となって11回。さらに、平成17年の三条、栄、下田の3市町村の合併から10周年の記念大会と冠した。また、昨年末に耐震診断の結果、三条市体育文化センターの使用禁止が決定し、今後、三条市総合体育館との複合施設の建設が計画されることから、現体育館での開会式は最後となる可能性もある。

午前8時15分に総合体育館で開会式を行い、野崎勝康市体協会長の開会宣言に続いて、ことしも3キロコースに出場する国定勇人市長があいさつ。「新年あけましておめでとうございます」と始め、過去最高の参加数に感謝、体育文化センターの利用中止をわびるとともに新施設の建設を約束。「皆さん一緒に頑張っていきましょう」と平成28年が素晴らしい年になるよう願った。

参加者を代表して今回、新設された部門「3世代で3キロを一緒に走ろう！」に出場する三条市林町2「キママニ食堂」経営の斉藤秀和さん(39)、長女の斉藤花苗さん(8)、斉藤さんの母外山寿美さん(61)の3人が選手宣誓を行い、10回ごとの継続出場者表彰で40回継続参加の高橋俊夫さん(73)をはじめ、30回3人、20回3人、10回29人の計36人を表彰した。

最初の部門がスタートした午前9時の気温は4.0度で積雪はなく、積雪や降雪もある例年に比べれば、走りやすいマラソン日和。競技は、例年通りの3キロ、5キロ、10キロ、歩け歩けコースと3キロに新設の「3世代で3キロを一緒に走ろう！」の5種と、仮装したランナーが競技に参加する「仮装の部」。

参加者も最多だった今回は、沿道で声援をおくる市民も例年以上で、小旗を振りながら「ガンバレ〜」、「もう少しだよ」と声援を送っていた。各種目3位以上は次の通り。