弥彦村に4日、サルが出没し、村では注意を呼びかけるとともに、目撃したら情報提供を呼びかけている。
弥彦村弥彦地内で温泉街の神社通りの裏手、山側で目撃されたもので午前8時40分ころ、9時5分ころ、午後0時5分ころの3回、観音寺方向へ近づいていくように確認され、同じサルが移動したと思われる。村民からの情報を受けて現場へ向かった職員もサルを確認した。
弥彦にはサルが生息しておらず、角田山に住むサルが弥彦に姿をあらわすことがあるとされ、最後にサルが弥彦で確認されてから何年かたつと言う。そのときはサルに引っかかれるなどの被害が出ている。
そのため、被害に遭わないよう注意を呼びかけているもので、正午前に防災情報メールを配信するとともに、区長や観光協会などに連絡して注意喚起している。万が一、サルによる被害が発生したら猟友会から威嚇して追い払うなどの対応も検討する。
ことしはさる年。それにあわせたかのように年明け早々、久しぶりの弥彦でのサル出没の珍事に「縁起がいいんだか、悪いんだか」との声も聞かれる。