燕三条地域のメーカー21社は7、8の2日間、三条商工会議所で共同展示商談会「第22回スパークメッセ2016」を開き、前回より3社多い過去最多の21社が出展して新商品や売れ筋商品を集めてアピールする。
基本的に卸商社やバイヤーなどに向けた展示商談会で、三条市と燕市の製造品目の異なるメーカーが出展。主な品目は、華道用剣山、土農用具、金切鋏、園芸用品、キッチン用品、果樹用はさみ、ヘラ、鍋、玄能、ニッパー工具、のこぎり、かつお節削り、打刃物、包丁、トング、小刀、スコヤ、毛抜きなどに加え、今回は鍬(くわ)、梱包用資材、工具箱などを取り扱う3社が新規に加わった。
「スパークメッセ」は、販路開拓を目的に活動する燕三条のメーカーでつくる団体。20数年前に鎌、鍬、園芸用品メーカーのカネコ総業株式会社が春物の展示会として、単独で開いていたのが始まり。商品構成や来場者数の面からも複数社で開催した方がメリットがあると、ほかの業種のメーカーに声をかけて、22年前に三条市内の5、6社で「スパークメッセ」の第1回目を開催した。
同団体では、参加メーカーも増えて、さらに新しい発見もあると思うと話し、大勢の来場を呼びかけている。入場無料。初日7日は午前10時から午後5時、8日は午前9時から午後2時まで。