三條太鼓三小相承会は、「成人の日」の11日午後2時から三条小学校体育館でマスコミでも話題の佐渡で生まれた太鼓と芸能による健康増進・介護予防フィットネス・プログラム「EXADON(エクサドン)」の体験会を開く。
EXADONは「エクササイズ」、「佐渡」、「ドン(太鼓の音)」をあわせた造語。2014年から佐渡市高齢福祉課の保健師との連携で、佐渡太鼓体験交流館「たたこう館」で太鼓教室「太鼓たたいてエクサドン!」が始まった。
太鼓と芸能で、心地よい運動習慣、楽しく社会参加する習慣、バランスのとれた食事習慣を身につける活動で、佐渡市、汐彩クリニック院長の森本芳典氏、鼓童文化財団の3者が協力、連携。健康増進、介護予防を目的に鼓童文化財団では、この「エクサドン」を応用して太鼓と医療介護を融合させたメンタルヘルスプログラムの研究と実践を行っている。
ABC朝日放送「たけしの健康エンターテイメント『みんなの家庭の医学』3時間 SP」でも紹介され、注目が高まっている。高齢者の健康増進による介護予報や認知症予防にも効果が期待されている。
今回は元鼓童メンバーで鼓童文化財団スタッフの宮崎正美さんを講師に鼓童文化財団のワークショップ担当の山中津久美さんと2人で訪れ、おとなも子ども高齢者も、みんな一緒に太鼓をたたき、脳も心も活性化させる。4時に終わる。
また、会場の三条小は来年度で閉校になるが、「文化を伝承しながらお年寄りも役割をもって太鼓でコミュニケーションを続けられるように三小相承会でも支援していきたい」と話している。認知症のある家族との参加はもちろん、家族みんなで参加をと呼びかけている。参加無料で申し込みは不要。問い合わせは体験会担当の三条相承会の長岡和美さん(電話:090-4750-3561)へ。