燕市は、振り込め詐欺や悪徳商法の被害の防止に役立つ通話録音装置モニターを設置する市民を募集している。
電話線の途中に取り付ける装置で、電話をかけてきた相手に犯罪被害防止のために録音されていることを伝えるメッセージが流れ、通話内容を自動録音。緊急事態にはボタンで押すだけで家族に連絡できる機能もある。
モニター期間は設置日からことし9月30日まで、モニター終了後はアンケートに回答し、希望すればその後も無料で機器を貸与する。モニター設置は2月中から順に行う。
対象は市内に住む65歳以上で、装置を設置できる固定電話を使っている人。旧式のダイヤル電話には設置できない。市内の65歳以上は約2万3千人、65歳以上の高齢者だけの世帯が約2,800、高齢者のひとり暮らし世帯が2,600ある。
貸し出し台数は55台で、申し込みが多ければ高齢者のひとり暮らしや高齢者だけの世帯を優先する。申し込みは申請書に記入して提出する。申し込み、問い合わせは総務課総務係(電話:0256-77-8312、電子メール:soumu@city.tsubame.niigata.jp)へ。