燕市教育委員会は13日午後2時半から市役所で平成27年度燕の学校教育・研修成果等報告会を開き、市内小中学校教諭など約百人が参加して今年度の取り組みに学んだ。
開会あいさつで斉藤和夫教育委員長は「今年度の燕市の小中学校の先生方や学校の取り組みと成果をご覧いただき、先生方には来年度の教育環境で活用し、保護者や地域の人からは燕市の各学校の教育環境がさらに活性化されるよう支えていただけると大変ありがたい」と期待した。
前半は市教委の教育研修視察「ときめきスクール」事業の報告で、県外の学校を視察した吉田小と吉田中の教諭が報告したあと、吉田南小教頭が地域コーディネーターとともに放課後学習の取り組みを発表した。
後半は学力向上事業の取り組みとして新潟大学パートナーシップ事業について松長小と分水中の教諭が発表したあと、長善館若手教師塾事業について燕北小教諭が発表し、質疑も行って2時間で終わった。
今年度の研修の成果を市内の教職員で共有して各校の取り組みに生かし、燕市の学校教育の取り組みと成果を学校関係者や地域住民に広く紹介しようと2年前から毎年開いている。これまでは小中学校教諭だけを対象にしたが、今回は活動を周知しようと市議会や燕市立小・中学校の発展を願う市民の会、燕中等教育学校、保護者、地域の人にも案内した。