燕市柳山、諏訪神社の春祭りで神楽を奉納する柳山神楽組合(小坂一人会長・会員14人)は10日、ことしもつばめ福祉会が燕市内に設置する福祉施設のうち9か所を回って新春神楽舞を披露するボランティアを行った。
組合の会員14人のうち9人がボランティアに参加。各施設で獅子頭を使った「舞い込み
と「剣舞」、その間に6人がそろって舞う「新保」の3つの演目を太鼓と笛のはやしのリズムに乗って披露した。
昼前に訪問した燕市仲町、グループホーム仲町では利用者を近所の人も訪れ、約20人が見学。手拍子をとったり、こっけいなしぐさに笑ったり。最後は獅子頭から頭にかみついてもらって邪気を払ってもらい、「また来てくんなせね」と大喜びだった。
同組合は裕に10年以上前から新年に施設を回って神楽舞を披露するボランティアを行っている。会長の会社員小坂一人さん(42)は「じいちゃん、ばあちゃんに喜んで元気になってもらえるので、こっちまで楽しくなってくる」と汗だくになっていた。