燕市が今年度からスタートした青少年の夢の実現や地域活動を資金面で支援する「羽ばたけつばくろ事業」に採用された燕中等教育学校の生徒3人でつくる「燕の野菜を愛する会」の「野菜と農家応援プロジェクト」。その一環で、地元野菜のサトイモを使ったレシピ「里芋のポタージュ」を考案。16日午前11時半から午後2時まで燕市吉田米納津、「レストラン K-STYLE」の各ランチセットのスープとして1日限りで提供する。
「里芋のポタージュ」の主な食材は、サトイモ、タマネギ、牛乳、生クリーム。当日はレシピを配布し、味わった客の感想や意見を聞く。
燕の野菜を愛する会のメンバーは、燕中等教育学校3年吉田真由さんを代表に同校1年の佐藤菜緒子さんと箱田有咲さんの3人。「野菜と農家応援プロジェクト」の目的は、燕市の野菜を応援すいるため、地元野菜を使ったおいしいレシピづくりや消費者の声を調査するとともに、野菜の魅力を伝える冊子を作り、地域農業の魅力を広く発信すること。具体的には農家の人や農産物直売所、JAの取材、レシピやPR冊子の作成、試食会の開催、消費者からのメッセージやアンケートの調査の実施など。
今回は地元レストランの協力で考案したレシピを一般客から試食してもらえることになった。