加茂文化会館は21日から25日までの5日間、同会館ロビーで第30回新春美術展を開き、昨年の県展、芸展で活躍した加茂市に住む人、市展の受賞者の作品など57点を一堂に展示している。
市民芸術の粋を集め、創作を続けている人たちの励みになればと毎年開いている。展示作品数は、日本画10、洋画8、版画1、彫刻2、工芸7、書道16、写真13で昨年と同数の計57点。
県展奨励賞の高橋エミさんの「風の記憶」、県展振興賞の坂上和雄さんの工芸「悠久」、芸展新潟市美術館賞の中澤恵子さんの彫刻「線香花火」、同新潟日報美術振興賞の熊沢茂行さんの工芸「晩秋」をはじめ、昨年の加茂の美術界の成果を紹介している。
また、恒例でことしもいけばな展を開いている。加茂いけばな協会が選んだ草月流、北斗流、古流松藤会、宏道流、小原流の作品8点を展示している。美術展は毎日午前9時から午後5時まで、最終日は午後3時まで。入場無料。問い合わせは同文化会館(電話:0256-53-0842、電子メール:bunka@city.kamo.niigata.jp)へ。