つばめ若者会議のチームワンダーとすてきな仲間たちが主催する、すてきなものを集めた第三回ひろちゃん市が24日午前10時から燕市役所で開かれる。
市役所庁舎がひとつのテアトル(劇場)になるというイメージで、1階、2階、4階のオープンスペースを使ってワークショップ、飲食、物販などが行われる。
1階は「工房・劇場」。紙などを使って大きな人形を作る「劇場づくりの工房」、マントやちょうネクタイを作る「布の工房」、カスタネットや空き瓶で楽器を作る「音の工房」、キャンドルとロウ引きした紙でロゼット作りをする「光の工房」の4つの工房がオープンする。
2階は「図書館・マーケット」。絵本を中心に古書が並ぶ「みんなの図書館」、福祉プロダクト、小道具、器などを扱う店が並ぶ「人と人をつなぐマーケット」。4階は「食堂」。Piatto giorniの「えらべる食堂」、nicoの「ニコニコドリンクスタンド」、ヒメミズキの「テーブルのしつらい」が店開きする。
これらは午後3時までに終わり、午後3時からエンディングでつばめホールでワークショップ「SHOW」を行う。ダンサーで振り付け家、ピラティス&ヨガインストラクターのLata(ラタ)さん(34)=五泉市=が自身で名付けた「Brething Art(ブリージング・アート)」のダンスパフォーマンスのワークショップを40分間、行ったあと15分間のショーを行う。
Lataさんは欧米やインド、韓国など海外でも幅広く学び、舞台に立っている。今回は当日だけでなく、この日に向けた事前のワークショップも行っており、9組の親子が参加。「相手の動きを感じて動作や呼吸を真似したりして、心や体の速度に寄り添う。ヨガでひとりでやることをほかの人と一緒にやってみる」とLataさん。
18日はつばめホールでワークショップを行った。親子や障害をもつ人とのワークショップはLataさんにとっても初めて。子どもの動作を親がまねるパフォーマンスもあり、「おとなが謙虚になることが大切。おとなだからできるわけではない。子どもに教えてもらうような感覚でやりたい」と話す。
好きなものを集めたイベントをと一昨年の7月と12月に続いて3回目のひろちゃん市。問い合わせは主催者の深海寛子さん(090-4383-8735)へ。