NPO法人ソーシャルファームさんじょうは23日、三条市荒沢、旧荒沢小学校で第1回ラクロス体験会を開き、地元の小学生を中心に23人が参加してラクロスを初めて体験した。
昨年1月に新潟市で行われた新大ラクロス部主催のラクロックスイベント昨年からソーシャルファームさんじょうの仕事に就く三条市地域おこし協力隊の大滝雄斗さん(26)は新潟大学時代、ラクロス部に所属したことから、幅広いスポーツにふれる機会をと初めて開いた。
ラクロスは、クロスと呼ぶスティックを使ってパスするなどしてボールを運び、敵のゴールにシュートして得点する球技。アイスホッケーのイメージに近い。
体験会では大滝さんと新潟大学ラクロス部員5人が指導。安全なやわらかいボールや小さめなクロスを使ったラクロックスと呼ばれるスタイルで、ボールを投げたりキャッチしたりといった練習してから、4チームに分かれてミニゲームを行った。
会場の体育館はじっとしていると底冷えのする寒さだったが、子どもたちは汗をかくほど夢中でボールを追った。つられておとなも真剣な表情で体育館を走り、ゴールを決めると子どもと一緒になってガッツポーズで喜んでいた。今後もラクロス体験会を開いていく計画だ。