大雪で週明けの25日、一般財団法人燕三条地場産業振興センターでは、朝から職員が駐車場の雪かき作業に追われた。
以前は駐車場に消雪パイプがなく、車が動けなくなるような積雪になったら除雪車の出動を頼んでいたが、2年前に消雪パイプを敷設した。昨冬は12月の大雪があったが、消雪パイプで事足りたが、今回の大雪では消雪パイプで雪を溶かしきれなかった。
雪が水をせきとめて大きな水たまりができ、いたるところに雪がそのまま残り、放っておいても雪は溶けない。翌26日は300人を超す来場が見込まれる催しがあり、このままで駐車スペースが足りない。そこで残った雪を崩して水たまりの中に入れて溶かす作戦に出た。
午前8時半から2時間の作業のあと、11時から再び正午まで作業。できる限りの職員約20人が外へ出てプラスチックのシャベルで黙々と作業。大半が家庭でも雪かきしてからの職場での雪かきだけにへとへと。ともかくこれ以上、降らないことを願うばかりだった。