弥彦村が弥彦グランドホテル跡地の「おもてなし広場」にある農産物直売所「弥彦さやや」前に設置した大型テントが、今回の大雪で倒壊した。
昨年、整地なども含めて約280万円で設置した10メートル四方の大型テント。「弥彦さやや」の利用客などの休憩場所として喜ばれていたもので、雪の重みで24日夜に倒壊したらしい。四角の柱が内側に向かって曲がり、きれいにぺちゃんこになった。
見附市の道の駅「パティオにいがた」に設置されているものと同じテントで、積雪荷重は20センチまで。26日の周辺の積雪は70センチから80センチにも達しており、倒壊するのは当然とも言える。一度は雪を落としたが、その後も続いた降雪で倒壊した。
「パティオにいがた」では、降雪期は雪の重みでつぶれないように屋根のテント生地を外している。村でも雪に弱いという情報を得ていたので、冬はテント生地を外す予定でいたが、そのままにして放置していたため倒壊に至った。けが人などがでなかったのは幸いだった。
翌27日には撤去し、テント生地は破れなかったので雪解け後に同じテントを設置してテント生地は再利用する計画だ。