大雪の影響で弥彦村内でも除雪作業に追われている。26日、小林豊彦村長はまだ真っ暗な午前3時に起きて村内を巡視した。
村役場には村民から除雪に対する苦情が殺到しており、「自分の目で確認してみないと」と、小林村長は苦情が出ている場所をひとりで出向いて確かめ、昼ころには「おもてなし広場」の農産物直売所「弥彦さやや」に顔を出し、訪れる村民の声も聞いていた。
村職員は大型特殊の運転免許をもつ人が多く、除雪車もほとんどが村職員が運転しており、昼夜を問わず連日、除雪作業に追われている。
一方「弥彦さやや」は昨年春にオープン。1月12日から3月いっぱいまでは冬期営業で火曜と金、土、日曜だけの営業としている。うれしいのは無料の宅配サービスで、専用電話(080-8437-1292)で注文を受け、村内なら無料で商品を配達する。配達日は火曜と金曜。道足の悪い冬場にはうれしいサービスで、1日2、3件の利用があると言う。
さすがに今の時期は地物がほとんどないが、焼きいも(200円)とこんにゃく(100円)の新商品もある。弥彦神社の初詣客に食べ物を提供しようと初詣にあわせて販売を開始したもので、味も上々で人気だ。