燕市分水地区の都市計画道路、五千石野中才線が28日午前10時半、着工から10年越しで全線開通した。
起点は県道18号燕地蔵堂線の終点で県道374号五千石巻新潟線との交差点、終点は県道224号地蔵堂中島線に接続する交差点までの延長620メートルで、幅員12メートル。起点の交差点には信号機を新設した。
平成18年度から23年度までに起点から420メートルの区間が完成し、間を置いて26年度から27年度で残りの200メートルが完成して全線開通した。
小池、地蔵堂方面から燕地蔵堂線を通って国道116号の「笈ヶ島交差点」を横切ってさらに進むと燕市分水公民館前を通ってそのまま五千石野中才線に入り、その先の寺泊や国上方面へ向かうことができ、市街地をバイパスできる。
五千石野中才線沿いには、住宅団地や特別養護老人ホーム分水いちごの実ができている。