燕市燕地区の36単位老人クラブ、会員1,515人からなる燕地区老人クラブ連合会(川崎富夫会長)は4日午前11時から燕市・萬会館で創立50周年記念式典と祝賀会を行い、半世紀となった大きな節目を祝った。
燕市は2006年に旧燕市、吉田町、分水町の3市町の新設合併で生まれた。翌07年に各市町にあった老人クラブも合併したが、合併前の枠組みで燕地区老人クラブとしての活動も続けており、燕市老人クラブ連合会から数えてことしでちょうど50年になった。
鈴木力市長をはじめ県議、市議会議長、市社会福祉協議会長などを来賓に迎えて開き、会員約200人が出席。鈴木市長は国勢調査の速報値で、前回調査と比べて燕市は、人口が増えた聖籠町と粟島浦村を除くと新発田市に次いで県内で2番目に人口減少率が低かったことを話し、「皆さんが健康長寿に取り組んでいるのがひとつの成果」と同クラブの貢献に感謝し、「ぜひとも会員を拡大し、現役で取り組む人を増やしてほしい」と願った。
創立50周年記念特別功労者8人を表彰、県老人クラブ連合会からプラス5人作戦達成クラブとして表彰された豊寿会に賞状を伝達、一円玉募金を共同募金会燕市会への贈呈なども行い、祝賀会に移った。創立50周年記念特別功労者として表彰された8人は次の通り。敬称略。
【創立50周年記念特別功労者】▲坂井寅作(老栄会)▲長井春造(豊寿会)▲井上賢一(八千代会)▲竹井満喜子(第一花園会)▲浅田宏(親栄会)▲星野義昭(笑交クラブ)▲長谷川芳男(第一福寿会)▲川崎富雄(白藤会)