語学指導などを行う外国青年招致事業「JETプログラム」に参加する新潟に住むALTを会員とする「NIIGATA AJET」は7日、三条市中央公民館でチャリティーミュージカル「ロビン・フッド(Robin Hood)」を上演した。
ALT有志による活動で毎年、県内各地で上演し、チャリティーも行って国際NGOに寄付している。混乱した国を正そうと王子の妹マリアンが、ロビン・フッドとなって戦うというストーリーで、ミュージカル仕立ての英語劇だ。
公演は1時間半以上に及んだ。舞台上は英語だけだが、幕間は日本語のナレーションが入るので、英語がわからなくてもストーリーの流れは理解できる。歌やダンスもたっぷりで、だれもが楽しめる内容だ。
キャストの同僚や友人が来場したが、三条市での公演はおそらく今回が初めてだったこともるのか、100人足らずにとどまったのはもったいなかった。加茂市でALTを務めるイングランド出身のエマ・ベインブリッジさん(24)が監督で、脚本や振付から手掛けた。終演後は会場の出入り口で来場者を迎え、「みんな笑って楽しんでくれて良かった」と声を弾ませた。
ことしの公演は1月30日から7会場で計画し、この後は3月5日午後7時から新潟市・東区プラザ、6日午後1時半から柏崎市・エネルギーホール、19日午後6時半から佐渡市・トキのむら元気館で上演する。