国定勇人三条市長は9日、記者会見を行い、加茂市長に県央医師会応急診療所の構成市町村への参加要請、まちなか交流広場「ステージえんがわ」のオープン、燕三条 工場の祭典の参加事業者募集など8項目で話した。
小池清彦加茂市長へは、県央医師会応急診療所にかかる構成市町村に参加するよう1月21日付けで構成する三条、燕、田上、弥彦の4市町村長の連名で要請した。運営が赤字になったら構成市町村で負担する取り決めもあるが、現状は赤字にはなっていないので建設コストの負担を求めており、具体的には建設コスト2億1,400万円のうち人口割で2,780万円。
毎年、当初予算の審議前に加茂市長に要請しており、これで4回目の要請。応急診療所は毎年1万7,000人を超す利用があり、加茂市民もこれまでで延べ8,000人が利用している。
今回の要請ついて国定市長は「例年より強めの文章となっている」とし、加茂市長への要請が救命救急センター併設の県央基幹病院の建設に影響があるという声もあったが、昨年末に建設候補地や陣容が整い、「これまでの懸念も払拭された」と述べた。発表項目は次の通り。