弥彦村と弥彦村建設業協同組合12日、災害時における応急対策活動に関する協定を締結した。
協定では、災害時に村からの公共施設などの応急対策の要請に対し、協同組合が協力するもの。午前10時から村役場で調印式を行い、小林豊彦村長と協同組合の菅原祐耕代表理事が協定書に調印した。
菅原代表理事は「災害時は精いっぱい努力して頑張りたい」、小林村長は「災害が起きたときに緊密な関係ができたので、少しは安心、対応ができると期待する」と話した。
弥彦村の防災関係の協定は、弥彦村建設業協会に続いて2件目。今回、協定を結んだ弥彦村建設業協同組合は、村内業者による談合問題の改善を契機に1月21日に創立したばかり。村内の建設業者20社近くの加入を見込んでおり、今は4社が加入している。
弥彦村建設業協会が任意団体なのに対し、弥彦村建設業協同組合は1月24日に登記、法人化されていることから、小林村長は協定については「村としては協同組合と中心にやってい」とし、除雪についても今後は協同組合に一括委託する考えを示した。