国定勇人三条市長は19日、平成28年度当初予算概要説明会終了後に記者会見を開き、当初予算のポイントや東日本大震から5年目となることしも三条市総合福祉センターで追悼式典が行われることなどを発表した。
発表内容は、平成28年度当初予算概要について、東日本大震災五周年追悼式典、収穫米寄贈セレモニー〜笑顔と希望を届けよう〜、若手芸術家支援事業 鶴巻貴子銅版画展、まちなか文化祭、やらなきゃ損する“ちょこっと”筋トレ 第2弾の6項目。
東日本大震災五周年追悼式典は、ことしも、亡くなられた人たちへの鎮魂と被災地の1日も早い復興を願って「さんじょう∞ふくしま『結』の会」が主催し、3月5日午前9時から総合福祉センター1階ロビーで開かれる。参加者は市内外の避難者や三条市民などで、黙とう、避難者代表追悼のことば、市長追悼のことば、献花を行う。
式典に続いて9時35分から、「あたたかく支えてくださった方々への感謝とそれぞれの道を歩み続ける決意を込めて」との思いで開く交流事業に移り、感謝状と記念品の贈呈、三小相承会の追悼演奏が行われる。
また、国定市長は、当初予算のポイントについての質疑のなかで、東日本大震災の影響で三条市に避難している人たちへの支援については常に寄り添うが鉄則として、来年度もこれまでと同様の支援を続けていくと話した。