三条市総合運動公園=三条市月岡=の指定管理者、株式会社丸富(柴山昌彦 社長・三条市若宮新田)は20日、同公園の三条パール金属スタジアムで2016感謝祭を開いた。雪不足で昨年に続いて雪上バナバボートと雪上野球大会は中止になったが、野球や農業にちなんださまざまなイベントを行い、大勢の親子連れでにぎわった。
新潟アルビレックス・ベースボール・クラブから参加した高井俊投手、稲葉大樹野手コーチ兼内野手、甲斐俊行総合営業部次長とのふれあいイベントのストラックアウトとバッティングセンター、信じられないスピードとパワーの高速もちつきも行った。
エンジョイサッカーブースではキックターゲットとサッカー教室体験、さらに子ども縁日の射的やスーパーボールすくい、バルーンアートや缶バッジ製作、農業機械の展示販売、新潟高校野球展望でフリー記者の岡田浩人さんがことしの夏の県内高校野球の展望を占うなど、回り切れないほど盛りだくさんだ。
雪上イベントは、グラウンドをいためないために最低30センチの積雪が必要だが、積雪が足りなかった。目玉イベントが中止になって来場者の出足が心配されたが、施設内は大にぎわいで、行列ができるイベントも多かった。
県内高校野球の展望にも40人余りが来場する盛況。県内高校野球部の戦力分析から、活躍している中学生球児がどの高校へ進むかなどディープな情報もあり、熱心な高校野球ファンは1時間余りに渡る話にじっくりと聞き入っていた。