三条市は23日、3月定例会の提出議案概要説明会を開き、三条市体育文化センター条例の廃止やすまいるランド及びあそぼっての指定管理者の指定など42件の概要を説明した。
3月1日召集の3月定例会提出議案は、平成28年度の一般会計と特別会計の予算8件、平成27年度の補正予算2件、監査委員の選任1件、辺地総合整備計画の策定2件、条例の制定と一部改正と廃止23件、指定管理者の指定と期間の変更3件、市道路線の認定1件、専決処分報告2件。平成28年度予算の説明はすでに説明済みのため、省略した。
条例の制定などでは、「三条市体育文化センター条例の廃止について」は、大規模地震で倒壊、崩壊の危険性が高いため4月1日に廃止する。
指定管理者の指定では、いずれも4月から2021年3月31日までの指定期間ですまいるランド及びあそぼっての指定管理者に特定非営利活動法人三条おやこ劇場、三条市保内地区交流拠点施設の指定管理者に保内緑の里管理組合を指定する。
3月の一般会計補正予算案は、15億4064.3万円で、計484億7340.4万円。商工業活性化事業などの地方創生加速化交付金を活用する事業や臨時福祉給付金の給付、大崎中学校区小中一体校の建設など国の補正予算に伴う事業に係る経費(8億3015.4万円)のほか、昨年に続く八十里越沿道・高等教育移管施設整備寄附金の共和松井基金積立金への積み立て(5億円)。職員人件費(1億3043.4万円)と議会活動費(54.1万円)として、人事院勧告を考慮した給与改定等に伴う調整及び職員退職に伴う退職手当などに係る経費などの予算措置を行っている。