JAにいがた南蒲は、三条市福島新田地内に南蒲地域のおいしさや文化などを結集した大型直売所を7月にオープンするので、その名称を29日まで募集している。
新しい直売所は、地域農業の振興と南蒲原地域全体の経済・文化交流の活性化拠点を目指すものとして、国道8号線沿いで栄スマートインターチェンジにも近いJAいちい支店の隣に新築する。延べ床面積は1,218平方メートルの鉄骨2階建て。新鮮で安全安心な農畜産物、加工食品などを販売する「直売所エリア」と、地域の人が集うための「地域交流促進エリア」を備える。
直売所の出荷対象範囲は、同JA管内全域で、下田と栄を含む三条、加茂、田上、見附、長岡(中之島)と広範囲にわたり、野菜や果樹だけでも多くの品種が並ぶことが予想される。そのほかにも加工品の販売や軽食を提供するイートインコーナーも設け、5年後の売り上げ目標を5億円としている。
名称の公募は、同JA管内の南蒲原地域在住が応募資格。応募方法は 同JAのホームページ、または同JA支店で専用応募用紙を用意している。最優秀作品1人、同名称に複数の応募があった場合は抽選で1人に東京ディズニーリゾートワンデー日帰りの旅ペアチケットと南蒲特産品の計5万円相当を贈り、全応募者の中から抽選で「難関突破米」5キロを10人にプレゼントする。
直売所の利用客は女性が多いことから、直売所開設にあたって職員、協力企業、組織などから20歳代から60歳代の女性メンバーを起用して「直売所女性プロジェクト『なんかん*ママシェルジュ』」をつくり、女性目線、消費者目線で、建設から企画などに携わっている。
同プロジェクトメンバーは、「長く愛されるすてきな名前を」とたくさんの応募を呼びかけている。