リニューアルオープンしたばかりの燕市中央公民館をはじめ燕市総合文化センターで5、6の2日間、恒例の市民教養講座フェスティバル2016が開かれ、8つの教養講座の受講生作品展やピアノ発表会、講演会、関連イベントなどが行われる。
同センターなどを会場に毎年開かれるているアートや趣味を学ぶ教養講座の受講生の発表の場にと毎年開かれており、年に1度の文化祭のようなもの。会場の中央公民館は昨年7月からことし1月まで約6億円を投じて耐震改修工事が行われ、2月9日にリニューアルオープン。館内は新築と見間違うほどきれいに生まれ変わった。
メーンの受講生作品展はペン習字、絵手紙、陶芸、水彩画、パッチワーク、フラワーアレンジメント、実用書道、彫金の8つの教養講座を受講する生徒の作品を展示する。5日は午前9時から午後5時まで、6日は午後3時まで。
ピアノ発表会は5日午前10時半から11時半まで文化会館1階練習室で開く。「初めてのピアノ講座」を受講する6人が1年の練習の成果を発表する。
講演会は2本。いずれも6日開催で、第1部は午前10時から絵本作家の長野ヒデ子さんを講師に「長野ヒデ子 絵本と紙芝居と私」。第2部は午後2時から新潟アルビレックスランニングクラブ所属で女子400メートルハードルで20年の東京五輪出場が期待される久保倉里美選手を講師に「夢はでっかく、根は深く〜挑戦することの大切さ〜」のテーマで聞く。
同時開催イベントも2つ。2日間とも午前10時から正午まで「燕市遺跡出土品展〜見て、触れて、感じる考古学!〜」を開き、昨年度と今年度の遺跡試掘確認調査で発掘された中世の出土品や吉田地区を中心に発掘調査で出土した中世遺跡出土品を展示する。
もうひとつは、出張エコブックつばめ。6日午前10時から正午まで行い、家庭で不要になった本の寄贈受け入れと無料頒布を行う。
幕開き前日の4日は、各教養講座の受講生が会場を訪れて展示作業ににぎやかだった。