5日、6日の2日間、燕三条地場産業振興センターで「第17回日本・新潟雪割草まつり」が開かれ、ことしも愛好家の育てたユキワリソウの展示品評会や販売を行い、かれんな花々が春の訪れを告げている。
平成20年3月1日に「新潟県の草花」に指定された「雪割草」の発展と多くの県民に親しまれるよう裾野を広げることを目的に、日本雪割草協会と新潟県雪割草連合会、新潟県の3者が運営実行委員会を組織して開催。ことしも地場産センターの多目的ホールの半分のスペースが会場。展示と即売では数本の花の帯が敷かれたように色とりどりの小さな雪割草がぎっしりと並ぶ。
展示品評会は、ことしも前日4日に審査を行い、最高賞の農林水産大臣賞、新潟県知事賞、名誉会長賞をはじめ、雪割草と関連のある新潟、長岡、三条、柏崎、佐渡の各市長名や新潟県観光協会長の賞など各賞受賞作品と合わせて約500点を展示。
即売会のコーナーでは、1つ500円、3つで1,000円などのポット苗から10万円以上の高価なものまで、色も形も値段もさまざまな花が並び、幅広い品ぞろえで好みの花を探してもらえるよう来場者を迎えている。
日本・新潟雪割草まつりは、入場無料。午前9時からで、初日5日は午後5時まで、6日は午後4時まで。